ボランティア活動への参加のしかた

1. 種類
現在、様々のボランティアグループがあります。 自分にもこれなら出来るかもしれないという、自分の中の可能性に出会う人もいるでしょう。 それと同様、「パソコンボランティア」としても、 こういうことはお手伝い出来るんじゃないか、というのを出し合っておくといいでしょう。

2. 仲間づくりを
サポートをするんだって、一人より複数で行ったほうが考えが及ぶということがありますし、 問題の発見も早いものです。組み立てるにしても物の移動にしても素速くできます。 それに、今どきのCRTは重いですから、一人で無理をすると腰にきます。

それだけではなく、組み立て作業ならともかくも、問題があったときの解明では原因の発見のため集中が必要なことだってありますよね。 そういうとき一人だと相手に孤独を感じさせてしまうかもしれません。 相手だってせっかく来てくださったボランティアさんに何も言わないでいるのは失礼かとも思って、 話題を途切れさせまいと話しかけたりするものです。
「相手があってこそのパソコンボランティア」ですから、ゆっくり話相手にもなりたいところですが、 集中が必要なこともあります。 パソコンボランティアをするからといって人と喋るのが苦手な人だっています。 そういうときには二人で行けば、一人は作業に、一人はパソコン相談にと、分担できます。 身体の健康と互いの心の健康のため、パソコンボランティアには出来るだけ複数名で行きましょう。

3. 専門家とともに
SKL(シフト・キー・ロック)というソフトを自力で開発した坂爪新一さんは語ります。 「ボランティアには限界がある。継続性、開発に要する費用、医療・リハ関係者との連係が弱い」と(『パソコンボランティア』より)。

組み立てや設定くらいなら出来ますが、障害を持った本人の具合にピッタリの入力補助機器の製作となると、 「リハエンジニア」といった専門家との連携が必要です。 では、そういったことにはタッチできないかというと、実際に自分ではないなくても、 こんなことが出来るということを知っているだけでも役立ちます。 日本ではまだまだ足りない専門家との間をつなぐ掛け橋にはなれるのです。

開発者は使用者のニーズを知らないことってけっこうあります。 必要な情報を公開してくれないという、企業秘密の壁もあります。 「パソコンボランティア」は開発者に、使用者の声をフィードバックする橋渡しでもあります。 そうなんです。現場でのお手伝いはもちろんありますが、「パソコンボランティア」には「つなぐ」役割もあります。 人と人をつなぐのはもちろんのこと、行政やパソコンメーカーといった、人と組織との掛け橋です。