【区分  】: サポート
【活動日】: 2007年11月14日
【時間  】: 14時から19時30分
【場所  】: 依頼者宅
【件名  】: パーティションサンズの変更
【報告者】: 町田
【参加者】: 町田

【内容】:
1. 依頼者がVAIOのアプリでリカバリCDを作成していた。このリカバリCDは
    VAIOのHDDの隠し部分のリカバリソフトをCD化するだけのものだった。

2. 依頼者がHD革命BACKUP Ver7Stdで、CドライブのバックアップをDVD-RW3枚に作成していた。

3. 依頼者から、VAIO取り扱い説明書にパーティションサイズ変更の記述通りに行いたいとの依頼があった。
    この場合、追加したプログラムや作成したデータは消えることを両者確認した。

4. 追加したプログラムや、データは、HD革命BACKUPで作ったメディアで復元できるはずと、依頼者から説明があった。

5. Dドライブには、データしか存在せず、それも、フォルダーごとにバックアップがあると、依頼者から説明があった。

6. サポータは、パーティションサイズさへ変更すれば良いと説明し、HD革命にもパーティションサイズ変更ツールが
    同梱している旨を説明した。しかし、手元のバージョンがStd版なので同梱しておらず、
    依頼者の申し出の手順で行うことで作業を開始した。
    (ここまで30分経過)

【決定事項】:

1. VAIOのアプリから、パーティションサイズ変更を選択サイズ変更が10G単位に変更できるツールだった。
   Cドライブを20から40Gに設定。リブート後、Windowsが起動 した。この間約20分。
   続いて、付属アプリのインストールが自動的に始まった。この作業約20分。

2. いったん電源を落とし、HD革命の1枚目を入れて、PCの電源を入れた。メニューはすべて英文。
   メニューに従って1枚目を入れて、選択番号をテンキーから入力したが反応せず。
   フルキーの数字キーで反応。画面指示に従って、3枚目まで、DVDを入れた。この作業約75分。

3. 3枚目で完了かと思ったら、また1枚目を入れなさいのメッセージが出る。
   いやな予感がよぎるが、説明書を見ると、検査のため、数回入れなおす必要があると記載があった。
   結局、DVDを1枚目から3枚目まで、3回入れなおした結果、完了のメッセージが表示された。この間約140分。

4. キーボードから指示通りRキーを入力してリブート。果たして、ドライバーまで復元するのか不安がよぎる。
 
5. Windowsが起動して、スクリーンリーダーも無事作動した。ドライバーの要求画面も表示されず、作業完了と思った。

6. 念のため、パーティションサイズ変更されたかの確認をして、愕然とした。
   まったく、作業前と同じサイズであった。
   HD革命BACKUPは、依頼者からファイル単位でのバックアップだと聞いていたので、
   パーティションには影響がないと判断して作業したが、パーティション情報を含めての復元機能であった。
   復元の際に、3度もDVDを入れなおし指示があったのは、HD革命BACKUPがパーティションサイズを元に戻す作業を
   していたからだと判明。

7. 結局、上記に費やした作業は、作業開始時の状態に戻ってしまった。

【課題】:
1. パーティションサイズを変更するツールの購入を勧めた。

【感想】:
1. 今回のサポートは、パソボラサポートの範囲外であると思う。

2. 依頼者とは、会員として長年活動を共にし、長時間の待ち時間の間も、パソボラの昔話に話が弾んだ。
   盲学校での視覚講座で、前日までに、NTTに依頼してインターネット環境を提供していただき、
   モデムまでのケーブルを窓からたらして接続したことなど。
   テキストは、スクリーンリーダーで一度読ませ、おかしいところの表現をあらためたりと、数人で練り上げたこと。
   サポート履歴バインダーを作って、サポート引継ぎに役立てたり。会場が坂戸コミセンのときは、
   盲学校からパソコンを運んだり、同じく、NTTにISDN回線を引いてもらったり。
   サポートしながら昔話についつい時間を忘れた。

3. 待ち時間の間に、持参した塩井ノートを見ていただいた。

4. PC-TALKER XP Ver3や、Vistaで、大きく機能アップした点の確認のため、依頼者が調査したいとのことなので、
   私の預かっている5号機を管理依頼した。

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20071115