[sakado:08819] 【埼玉パソボラのつどい】概要報告 長文 酒井です。参加のみなさまお疲れさまでした。 件名の内容の概要です。 さいたまパソコンボランティアのつどい 2004年1月24日 10:30 開始 障害者交流センターの事業課長のあいさつ 埼玉県内のパソコンボランティア間の情報交換・技術交流・連携が目的 10:45 基調講演 梅垣まさひろ氏(JD情報通信委員会の委員) (パソコンボランティア概要) ネットワークの作りが大切 パソコンボランティアとは障害のある人のパソコンやデジタル機器を利用支援 多様な人々・地域・・・高齢者・子供も含む。 標準なスタイルより、自主性を重んじるべき。 (歴史) パソコン通信からはじめた人も多い。・・(梅垣さんもKネットの会議室の議長をしていた) 「ぱそぼら」という用語は、Peopleの会議室で関根千佳さんが提唱した。 インターネットが普及してからパソコンボランティアカンファレンスPSVC97を実施後 パソコンボランティアという用語が定着した。98長野のパラリンピックが契機に 多数のグループが出来てきた。 (川崎PSVの活動) 資料参照。 1998年10月開始。在宅訪問支援。月次相談会。例会。懇親会。 (ボランティアの役割) 資料参照。支援するということ・・支えあい。 助けて!から助け手へ。 大事なこと・・何を解決したかでなく、何を共有したか。 ボランティアは、共感・共有・共楽・共同 (専門家、業者、家族とちがう) どんな社会を作るか。 グループや組織をつくるメリット。 継続する理由。 (障害とは) 日本では固定的な障害だけを扱う・・障害者手帳。 全世界での共通基準ではない。 障害者手帳はないが障害がある。 障害も個性。 個性も障害という考え方もある。 自閉症、人前でしゃべれない、赤くなる・・は個性といわれるが、障害として受容する。 いまはなくても年取るとそうなるかもしれない。・・だれにでも障害はある。と思っている。 PS:アクセシビリティ 電話や携帯のJIS規格を作ろうとしているので、ご意見ください。 (Q&A) 行政との関わり・・ (1)保険に入っていること (2)行政の登録ボランティアであること ユーザーにとっていい方法を選ぶことが重要です。 動かなかったり、よる悪くなった時の責任を防ぐ方法: (1)依頼者が主役・・依頼者が業者にたのまずなぜボランティアに頼むか。 (2)機器の購入等のとき押し付けにならないように 盲学校ではサポートバンクを作ろうとしている。神奈川での連携方法は (1)ITサポートセンターを作ることを行政に求めること (2)神奈川県は支援者の研修、支援者のネットワークを作ろうとしている。 いまのボランティアがやっていることは本来行政でやれるはずのこと (1)行政にも働きかけるべき (2)ボランティアは別の活動の場を設けるべき 省略。 13:00 パネルディスカッション (パネラーおよび活動説明) 司会 田中克典(日本障害者協議会情報通信委員会) 川崎PSV 梅垣まさひろ氏 障害者交流センターのボランティア 奈良原氏 久喜たんぽぽ 澁谷氏 ところITサポート 古山氏 本庄ネット 田中氏 坂戸PSV 岩渕氏 パソボラ秩父 田島氏 *PSVはパソコンサポートボランティア (行政の利用・依頼・連携) 久喜市・・行政主導で機器の準備ができた・・タイミングがよかった。 所沢・・・行政で障害者へのIT講習会を開く。坂戸の市役所の人も見学にきた。 坂戸・・・議会の答弁でボランティアと連携して実施といっているがまだ。 本庄・・・市の職員としてできないケースもボランティアとしてなら可能 秩父・・議員のしての活動も核となるボランティアがあればこそやりやすい。 (他のボランティアG) さいたま市・・けやきの会(視覚障害からサポート範囲を拡張。結成したばかり) 桶川・・会員50人以上。サポート希望者を断るのが大変。 川越・・インターネット中心。街つくり。バリアフリーのセミナー計画中。 その他 全国組織のボランティアG(たとえばASV)の活用も必要。 利用者にとっては選択肢が多い方がいい。 (リハセンの職員よりアピール) 上福岡・・今回欠席につきアピールなし (他の府県のボランティア) 神奈川がパソコンボランティアでは、圧倒的に先行しているという意識であったが、 埼玉もそれにおとらず進んでいる。という気がしている(川崎PSV) (今後) ボランティアティア自身で自主的に交流会を進めることも検討すべき。 障害者交流センターも継続サポートする。(事業課長) (番外) 1つのスイッチだけでパソコン操作ができるデモ 16:00すぎに終了