この日のために数多くのことが準備されました。会場の確保。講座用のテキスト。受講生募集のためのポスター。 当日の講師と講座をどのように進めるかにいたるまで、視覚講座メンバーの総力をもって準備しました。
周到な準備をしたつもりでも、反省点は少なからずありました。 この公開記録や会員記録などを残すことで、次のさらなる充実した視覚講座を目指します。
右写真 : 会員(横須賀)作の受講生募集ポスター。
Windowsの画面を読み上げる音声ソフト「PCトーカー」を使い、キー操作を確認しながらの学習です。 受講生と会員が、あるいは受講生同士で話し合うなか講座は進みます。
受講生は普段はマウスを利用するかたが多く、キーボードだけでパソコンを操作するのには戸惑っているようでした。
参加者のなかには「パソコンでボランティアする」ことを初めて聞いたというかたがいました。 「視覚障害者がパソコンを操作する」って一体どうやって操作するのか、まったく想像できないというかたもいました。
それでも講座が終了すると、参加して良かった。勉強になったという声が多数ありました。 受講後パソボラに入会するかたも現れました。今回の講座が、参加された受講生の次の行動へのきっかけになったのではと思います。