【区分】 : イベント 【活動日】: 2004年8月28日 【時間】 : 10:00〜12:00 【場所】 : クラッセ川越6階多目的ホール 【件名】 : インターネットのバリアフリーセミナー「高齢者や障害者に使いやすいホームページの作成」入門 【報告者】: 村田喜一 【参加者】: セミナー参加者は川越、鶴ケ島、富士見、日高、坂戸、他から約40名。 【内訳】 小江戸川越街づくりの会:8名 坂戸パソボラ:13名(酒井さん含む) 鶴ヶ島パソボラ:2名 一般からの受講者:11名 プラスアルファ数名 (有料入場者 : 24名) 【内容】: 集合:9時30分〜(机や椅子の準備など) セミナー開始:10時 司会進行:富樫さん(小江戸川越街づくりの会) 開会挨拶:藤井さん(小江戸川越街づくりの会) 10:00〜 これからも連絡を取り合って活動したい、と挨拶があった。 セミナーの予定と会場案内:酒井さん(坂戸パソボラ)10:10〜 このあと、岩渕さんが講演した。ノートパソコン操作は酒井さんが担当した。 会場正面のスクリーンにはパソコン画面と同じものが拡大映写された。 1.障害ある人にとってのインターネットの利用 10:10-10:40 小さな文字が読みにくい高齢者、弱視の人、全盲の人にとって ・インターネットを(メール交換、情報検索など)どのように活用しているか ・ホームページを開いてそこにあるはずの情報を理解しようとして困ったことは何か。 などについて、岩渕講師がパソボラ会員の宇佐美さん、岡野さん、高原さん、杉田さん、 綿貫さん、大石さんにインタビューしながら話を進めた。 2.ホームページの実例紹介10:40〜 ホームページでのバリアフリーを考えるとき、どのような配慮が望ましいのかを説明した。 障害者がホームページにアクセスした時に、そこにある情報を理解できるように工夫がされている例、 工夫の余地のある例をその場で実際にアクセスして具体的に紹介した。 3.バリアフリーを意識したホームページの作成技法説明11:10〜 坂戸パソコンボランティアのホームページ、川越市のホームページの例を見せながら、 ・スタイルシートの利用 ・オルト属性(Alt=Alternate、代替の属性情報) ・音声でサイトマップへ誘導する工夫 ・チェックツールの利用 などについて説明があった。 4.質疑応答11:40〜 ・ホームページ作成方法のJIS(日本工業規格)化について ・オルト属性 ・文字読み上げソフト入手の方法 などについて質疑があった。 セミナー終了:12時10分 後片付け終了:12時25分 セミナー終了後、反省会を兼ねて合同昼食会を持ちました。参加者20名。 中沢、富樫、渡辺、藤井、長屋、岩渕、長谷川、宇佐美、岡野、高原、 横須賀、山崎、岸田、小林、林、酒井、大山、綿貫、秋吉、村田。 配布資料:「バリアフリーをめざしたインターネットセミナー資料」(A4で1ページ) 内容は「坂戸パソボラサイト作成での基本的な考え方」、 「バリアフリーウェブページ作成参考サイト一覧(URL有り)」、 「ウェブページのバリアフリーを意識しているサイト一覧(URL有り)」が 掲載されていて、とても参考になります。 【決定事項】: / 【課題】: / 【感想】: 蛇足としての報告者注記 1.帰宅して、配布資料に書かれている 「アクセシブルなウェブをめざす提供者と利用者のための実用サイト」 http://www.aao.ne.jp/にアクセスしたら、トップページの左上「ニュースとイベント」の 上から4番目にこのセミナーの開催案内が掲載されていました。 2.ホームページ作成方法のJIS規格(日本工業規格)とは JIS X 8341-3:2004「高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器 ソフトウェア及びサービス 第3部:ウェブコンテンツ」(「ウェブコンテンツJIS」と略称)が 2004.6.20制定。 詳細は上記の//www.aao.ne.jp/を参照してください。 3.ユニバーサルデザインについて(私の理解) 建物の設計(デザイン)や自動車はじめいろいろな工業製品の設計で、標準の設計をした他に 更に障害者のために特別な設計をするのではなく、設計の当初から障害のある人ない人が ともに支障なく使えることを前提に設計すること。(ホームページの設計も同様なんですね) ───────────────────────────── 20040829