【区分 】: その他 【活動日】: 2005年6月18日 【時間 】: 13時45分〜16時 【場所 】: 坂戸市小沼 Tさん宅 【件名 】: ITSCパソボラサポート報告(2) 【報告者】: 近藤尚之 【参加者】: 近藤 T野(ITC-PSV) 【内容】: トラックボール操作性の確認・音声メーラー紹介と今後の方向性などの聞き取り調査ほか [1] トラックボールの操作性確認 1. トラックボールの入手について:ヤマダ電機で取寄せ購入(一週間かかった。8420円) 2. 操作性:前回サポート結果に基づき、膝の上に置いた枕の上で操作してみたところ、 ノートパソコンのタッチパットを操作するのと比較し、体への負担が少なく 楽なことが確認できたとのことであった。 3. 出された問題点: (1)上記のとおり改善されたが、やはり長く使うと首が痛くなる。 (2)ポインターをボタン(ターゲット)に合わせるのがちょっと大変。 [2] 音声メーラー(Voice Popper)の紹介 1. 近藤持参のパソコンを使用して、「必要最小限の操作でメールの送受信ができ、 自動読み上げのメーラーである」ことを紹介した。 2. Tさんは現在、携帯電話でメールを使っているとのことであった。 3. Voice Popperとドラゴンスピーチの併用、さらにトラックボールを併用すれば 今後メール作成するようになったとき、楽にできると期待される。 [3] その他のサポート 1. プロバイダー接続ソフトなどが沢山入っているが、使わないソフトを整理、削除すると パソコンの起動が速くなる、デスクトップ上でのマウス操作がやり易くなるなどの メリットがあることを説明し、実際にプログラムの削除を実行して見せた。 2. パソコンの操作で、「行なった操作を元に戻す」方法を説明した。 3. ドラゴンスピーチの講習が坂戸パソボラ「パソボラ入門勉強会で」予定されている ことを伝えた。鶴ヶ島デイケアセンターでは体験可能と伝えた。 ※ Tさんはインターネットで地図を検索したり、ワードパッドを使ったり、マウスの ポインターの動きの速度を調節したりと、色々と自分でパソコンを操作しているようである。 このことから、入力デバイスやパソコンの配置などの工夫でいかに首への負担を軽くして 今より長い時間使えるようにするかがポイントのようである。 【決定事項】: / 【課題】: [1] 問題点への対応策([1]-3について) (1)について: パソコンを置く台を工夫し、車椅子の肘掛の上くらいの位置にパソコンが くるようできれば操作性が向上するのではないかと思われる。 (Tさんより台を考えてみるとのコメントあり) 入力はトラックボールと音声の併用を検討する。 (2)について: ポインターがボタン(ターゲット)の近くにきたら「ボタンにくっつく」ような ソフトがないか探してみる。 [2] 次回について Tさんの状況をみて検討する。 【感想】: Tさんは自分から積極的にパソコンに取り組んでいるようです。 操作が楽にできる環境が整えば、さらに意欲が増しそうで、 サポートしていてもそれが感じられました。 ITSCのサポート活動でしたが、報告(1)に続いてサポート終了まで 記録を残す予定です。 ───────────────────────────── 20050620