【区分  】: サポート
【活動日】: 2005年11月2日
【時間  】: 午後2時30分〜午後4時
【場所  】: 依頼者宅
【件名  】: スイッチの確定とオペナビで入力の練習
【報告者】: 町田  稲川
【参加者】: 町田  稲川

【内容】:
[1] スイッチの確定
 1. 今日は、町田さんが試作したスイッチ板を右側のテーブルとパイプの間に取り付けてみた。
    前回に寸法を測ったのが効いていて、テーブルとスイッチが面位置でとても具合良くおさまった。

 2. O.Nさんの新しいパソコンにオペナビの体験版(スイッチ対応版)のインストールをしてみた。
    町田さんが持参した体験版のファイルのCDを開いて、Cドライブにtempのフォルダをつくり、
    コピーした。
    パソコンの時計の時間が合っていなかったので、時間の表示されている上でダブルクリックして、
    時刻を合わせた。

 3. 再起動して、Cドライブにtempのフォルダを開こうとしたら、オペナビのアンインストールの表示が
    出たので不審に思った。

[2] オペナビのインストール時の失敗(町田さん)
 1. ダウンロードしたファイルの扱いについて
    体験版(スイッチ対応版)をダウンロードすると、7つのファイルで保存されます。
    この中の、opeinstvkt.exeを実行すると、ファイルの合体が始まり、21-TryVS1.EXEが作られます。
    これをダブルクリックしてインストール作業がはじまります。

    今回は、町田があらかじめここまでのファイルをCDに焼いて持参し、C:\TEMPにコピーして
    opeinstvkt.exeを実行しましたら、エラーになりました。

    結果としては、OpeNaviEx21-TryVS1.EXEの合体ファイルがあるとエラーになります。
    単に、OpeNaviEx21-TryVS1.EXEを実行しましたら、インストールが無事終了しました。

 2. インストールする前の重要な確認について
    今回は、大変な失敗をしてしまいました。
    インストール中に、時計の時間が狂っていることに気付きました。
    年号も2001年でした。これを修正して、PCを再起動かけました。
    すると体験版オペレートナビの有効期限が切れてしまいました。
    当然ですね。1ヶ月しか使えない体験版なのに、時計を直したため、一気に4年経過したわけですから・・・
    よって、体験版は、インストール不能となってしまいました。
    体験版をインストールするときの注意!

    "インストール前に、時計の日付を確認する!"

    サポートに参加していることによりこういう体験もでき、知ることが出来てとてもよかったです。(稲川)

[3] スイッチを利用して入力の練習
 1. 町田さんのパソコンのオペナビ体験版でスイッチを利用して入力の練習をした。
    O.Nさんの腕、指、スイッチの位置がバランスが取れていて、人差し指でスムースにスイッチが押されていた。
    課題の小文字の入力は、スキャンの状態でShiftを選んでから、次のスキャンで希望の文字を選ぶことで
    小文字の入力ができた。

 2. 「今日はやっと晴れましたね」が入力できた。
    漢字の変換とバックスペースを使うこと、矢印キーを選んで文字変換の候補を決めて行くなど、
    スキャンのタイミングで入力して行くコツがサポートしている側も少しずつわかってきた。
    O.Nさんは、名前を付けて保存をしてWindowsの終了までをオペナビで体験した。

 3. パソボラのIBMノートにも体験版を入れて一緒に勉強して行くことにする。

 4. O.Nさんのパソコンは外部のスイッチで電源を入れたりする機能が備わっていないパソコンだったので、
    (現在では富士通とIBMのものが出来るそうです)
    電源を入れるのにはご家族の手を借りるようになるでしょう。

 5. オペレーションナビは入力支援装置として申請は可能なそうです。
    県全体では定員が20名なそうで、抽選の結果になるかもしれないとOさんは言っていました。

 6. 次回までO.NさんのパソコンとACアダプタを町田さんがお預かりする。

【決定事項】:
 1. 備え付けのノートには、当日のサポート状況を記入している時間がないので、
    サポート報告を印刷して1回遅れで、訪問日と訪問者、訪問時間を書いて、のりで貼っておくことにした。

 2. O.Nさんの入院予定は11月の24・25日頃から2週間ぐらいの予定なそうです。

 3. 次回のサポートは11月8日(火)午後2時30分から。
 
【課題】:
 ・パソボラでもオペレーションナビの体験版(スイッチ対応版)で勉強して行くには、
   キーを割り当てて、マウスで操作が出来るようになるとのことですが、
   こちらのやり方も又、教えていただくことになります。
   あるいは、スイッチを利用しての体験になると、手元のスイッチとパソコンとの間を繋ぐための
   「四角いスイッチ」(名前は・・)が必要になるのかな?とも思いました。

【感想】:
・入力を終えたO.Nさんのにこやかな明るい表情が心に残っています。

・入力を助けるソフトに「オペレーションナビ」というのがあるのは、見るまでは想像もつかない
 ソフトでしたが、サポートを通して一緒に勉強できる機会はありがたいと思っています。

 次回のサポートで時間に都合のつく方、「オペレーションナビ」をご一緒に見てみませんか。 

・報告を書くのは気が重くていつも悩みの種ですが、
 O.Nさんのサポートでは、町田さんから報告の参考として前もってメールで送ってくださいます。
 とてもありがたく、心強く、報告を書くにも迷わずに書いています。

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20051103