【区分  】: イベント
【活動日】: 2006年10月15日
【時間  】: 9時〜15時30分
【場所  】: 市民総合運動公園
【件名  】: 「福祉であいの広場2006」の感想まとめ
【報告者】: 小林 明美
【参加者】: 秋吉  岩渕キリカ  稲川  鵜澤  大石  太田  岡野  岡本  木野  工藤
            菅原  西沢忠紀  西沢典子  林  広沢  山道  吉田より子  綿貫  小林

【感想まとめ】

●感想:小林
パソボラ会員として初めて「福祉であいの広場」に参加しました。
どの程度手伝えるのか不安もありましたが、普段あまり話す機会がない会員の方と話をできたり、
会場を訪れた様々な方との出会いもあったりと、楽しい一日を過ごすことができました。

パソボラブースの運営も順調に実施できたと思いますが、それは、開催までの膨大な準備を
担って下さった方達の、ご尽力によるところが大きいと思います。ありがとうございました。

また、二つの行事(フォロー講座)を同時開催することの問題点などが、
例会やMLで指摘され議論が交わされましたが、そんな背景もあってか、
今年は参加する会員が増加し、気持ちよく運営できたように思います。
それぞれの持ち場から、できることをできるときに、できる範囲内で参加する、
それを会員同士で認め合っていることが、坂戸パソボラの持ち味のような気がしました。

個人的な反省点は、入力支援機器やソフトの説明にわからないことが多々あり、勉強不足を痛感しました。

●感想:小林(再)
「であいの広場」での木野さんや山道さんの活躍ぶりが伝わっていますが、
せっかくなので、吉田より子さんのエピソードも、お伝えしておきます。

吉田さんはPCトーカーを担当していましたが、
PCトーカーを体験中の女の子のお母さんが、後ろからその様子を見ていました。

その付き添いのお母さんに、
「目の不自由な方のために、音声で読み上げてくれるパソコンがあるのです」と
話かけましたが、「パソコンはよくわからないので…」と
あまり興味を感じている様子はありませんでした。

そのとき、「今、画面の文字が消えたかしら?」と吉田さんが女の子に聞いたのです。
その声が聞こえたので、
「説明をしている人も目が不自由な方です。
だから画面の文字がどうなったか、お子さんに確認しているんですよ」と話したら
「えっ?そうなんですか?」と目を見張っていました。

パソコンはわからないからと、子どもの体験している様子を
漠然と眺めているだけだったお母さんが、その後は大変興味を持って
吉田さんとお子さんの様子を見つめていました。

体験後に、その女の子とお母さんで、音声で読み上げてくれるパソコンのことや、
その説明をしてくれた吉田さんのことで、話がはずんだのではないかと、
想像させられる出来事でした。

私達が、どんなに言葉をつくして説明しても伝えきれないことが
PCトーカーなどの入力支援機器を使っている、ご本人に接してもらうことで
するりと理解してもらえる、何かを感じてもらえることがあるのだと
実感した出来事でした。 

  山道です。本当にそうなんです。見えないとそばに来た人もわかりません。手話で
はないけれども中に立つ声以外の状況を教えていただく人もいたら、より、これから
いいのではないかと、このメールを聞いて改めて想いました。


●感想:山道
  1、富士見市でも福祉ヒョーラムの事業がありますが規模と内容の大きさに
      うらやましく想いました。
      体育館での、あの、にぎわい。地元サークルの出演、
      模擬店のにぎわい、坂ボラの実績を感じました。
  2、参加して何ができるのか、
      障害者当事者が参加することに意味があると判が得ます。
      担当を与えていただいたことにかんしゃします。
      ただ、想うように行きませんでしたが子供たちが訪れたのはうれしい気持ちでした。
      子供たちの動作や反応がわからないので、
      これからはパソコンに詳しくなくてもサポートがあればいいと想いました。
  3、行事がふたつ重なり、総会等で論議がされましたが、
      論議のすばらしさも今後につなげていきましょう。

●感想:木野

初めて参加させていただいた  出会いの広場。
福祉にかかわる団体  人口の多いこと規模の大きさ  
そして  何よりも  チームワーク  手際のよさに関心  感激でした。
坂戸パソボラの一員として  このイベントに参加させていただいたこと
感謝申し上げます。

ブースないでは  例会のとき反対側に座っておられる  
太田さん  林さん山道さんの声と顔が一致せず  だーれ?という感じでしたが  
半日  ご一緒させていただきましてよーーーくわかりました。
(でも  すぐ  忘れるかな?)
稲川さはじめ  スタップの皆様には  大変お世話になりました。
ありがとうございました。

私の担当スピーチオ  ですが  高齢になられて  文字が読めないのよ。。
という方に何人か出会いました。
やはり  私たち  視覚障害者だけではなく  
音声の機器が必要な時代が来ているのですね。  

そして  反省と来年度に向けての意見
まず  来年度もスピーチオ  照るミーのデモをするなら  
子供向けの原稿  絵本の一部とか。。にSPコードを  
はったほうがより  聞きやすかったのでは。と  思います。
そして  大反省  風船など持ち出して  遊んでしまったこと。ごめんなさい。
体験より  風船がほしい子供たちが殺到して  
ブース内が  混雑してしまったこと
心より  反省  お詫び申し上げます。反省猿の気分で帰宅致しました。

●感想:稲川
ブース全体を把握しきれないところもありましたが、

デジカメ勉強会の綿貫さんと会場全体の撮影をしていた、プロ(?)の
カメラマンとの交流や、三瓶さんのご家族がバーベキューの写真で、
三瓶さんを見つけてくださったので、写真で参加するのもいいなぁ〜と思ったり、
車椅子のかたがしばらく展示の様子をじ〜っと見てくださったり、
木野さんの長い風船の工作もブースに賑わいを添えて、
子供さんは大喜びでしたし、他いろいろあった気がします。

・相談では

1.会場に拡大写本の岩城さんの紹介で坂戸市の入西小4年生の弱視の子供さんが、
  (拡大教科書の制作を依頼されて、現在使用している子供さんです)
  お母さんと音声パソコンの体験にみえました。
  幸いに木野さんと、山道さん、吉田より子さんで対応してくださり、
  子供さんとは操作の方法と体験を山道さんが、
  お母さんへのいろいろな相談には、木野さんと吉田さんとが対応してくださり、
  分担もスムースにこなせたと思いました。

  子供さんのことは、最初の取っかかりだけで、
  後はお三人さんにおまかせしてしまいましたので、
  対応してくださった内容など、木野さんのほうから報告してくださるとありがたいです。

2.退会されたSさんから、
  歌謡曲をダウンロードして、好きな歌謡曲だけのCDを作りたいのだけれども・・。
  
  このことは、「ええげえし」に、カラオケをパソコンに取り込むことに
  強い人がおりましたので、中に入ってもらい、いろいろと助言してもらいました。
  その後メールの交換で交流が生まれたようです。    

・会場で【サポート依頼】を受けました。


●感想:吉田

【福祉であいの広場】の開催から  もう1週間がたってしまいました。
担当部署報告が遅くなって申し訳ございません。
『今頃?・・・』と思いましたが  やはり報告せねば・・・と。

《PCトーカー》担当でした。
・私の場合、担当というより、体験者と言う感じでした。
 『キリカさーん、太田さーん、  助けてえーー!』
  でした。ありがとうございました。
・子供たちの体験が多かったでしょうか。子供たちは、
  すでに学校の授業で勉強してる事もあってか、
  積極的で、覚えが早かったですね。
  ヘッドホン使用・マウスなしでの操作にもすぐ対応できて。
  頭が思いっきり柔らかいんだなあと羨ましく思いました。(笑)
・親子で体験された弱視のお子さんもいました。
  お母さんのお子さんを思うお気持ちがとても伝わりました。
*担当してて、ふと思いました。
  パソボラの会員さんは、小学生とか、
  子供たちは入会されてるのかなあ?入会できるのかなあ?
  障害があって、
  学校での授業で淋しい思いをされてることをお聞きして思いました。

●感想:太田

私は力仕事(?)とピートを主に担当しました。
ピートはらくらくマウスで操作するようにしました。

ピートではひらがなのキーボードが表示されるので、
アルファベットを習ってなくても、文字の入れ方がわかるので、
小さい子がいっぱいきました。
逆に、大人のかたはあまりきていないように思います。
(ブース全体かもいれませんが)

パソコンは苦手  と苦手意識を持っている方も何人かいました。
できれば、楽しさをもっと伝えられるとよかったです。

お客さんをさばく人が1人いたほうがよかったですね。
全員が説明してしまっているときがあったので。