【区分  】: 視覚講座
【活動日】: 2006年7月15日(土)
【時間  】: 10時〜16時40分
【場所  】: デイケア鶴ヶ島
【件名  】: 2006年度視覚講座 体験講座 7月コース 1日目(後半)
【報告者】: 小林  明美    
【参加者】:  /

【内容】:
  〔第二章 ワープロの基本] (講師:山道、岩渕)
*ワープロでの文書の入力
  ・電源を入れて、ソフトの立ち上げから練習(午前中の復習)    
・MyEditという簡易ワープロソフトを利用して、入力の練習をする。

*日本語の変換(半角・全角キー)
  ・「フルキー入力」と「点字入力」 藤間さんは点字入力
  ・オルト+カタカナ/ひらがな  で、「かな入力」と「ローマ字入力」の選択する。
  ・ローマ字入力でのキーボードでの入力方法を知る。
      文字の入力の練習と単語入力の練習(確定はエンターキー)

*カタカナ入力
  ・カタカナにする文字を入力する前に「無変換キー」を押す。
        読み上げた音声が高いか低いかで確認する。平仮名は高く、カタカナは低く読み上げる。
        慣れないと聞き取りにくい。
  ・通常のまま入力し「F7」でカタカナ変換する。この方が確実にできる。        

*入力した文字をローマ字で表示(各自、自分の名前を入力して練習する)
  ・「半角/全角」キーを押して日本語変換を中止させて入力する。
        大文字にするときは「シフトキー」を押しながら文字を入力する。

*全部大文字、全部小文字、先頭だけ大文字
      「半角・全角」キーで日本語変換に戻して、文字を入力し「F9」を押す。
      「F9」を1回押すとごとに小文字・大文字・先頭だけ大文字を繰り返す。
        同様にして「F10」を押すと半角になる。(1回押すごとに繰り返す変換も同じ)
  ・音声では大文字は低く、小文字は高く読み上げる。
  ・「F8」を押すと半角のカタカナに変換するが半角のカタカナは日本語だけで通用している文字なので
      メールやインターネットでは使用しない方がよい。(文字化けの原因になる)

*文章の入力と編集
  ・例文「こんにちは  わたしは  ○○です」と入力し練習する。(○○は各自の名前)
      「こんにちは」の「は」は点字では「わ」だが、パソコンでは「は」と入力する。

*カーソルを行頭に移動
  ・デスクトップは「Home」キー(左矢印キー)を押す。
  ・ノートパソコンによっては一番下の左側「Fn」キーを押しながら「Home」キーを押す。

*カーソルを行末に移動
  ・デスクトップは「End」キー(右矢印キー)を押す。
  ・ノートパソコンは「Fn」キーを押しながら「End」キーを押す。

*カーソル位置の確認
  ・コントロールキーを2回押して「F9」を押すと数字を読み上げる。
  ・読み上げた数字がカーソルの位置になる。
  ・最初の数字が行数、次の数字が文字数。例「2の3」と読み上げたら「2行目の3文字目」となる。
  ・文字数の数え方は半角文字1文字で1文字、全角文字1文字で2文字となる。
      例:文字数を「3」と読み上げたら、全角文字ではカーソルが2文字目の位置にある。

*文章を音声で読ませる
  ・コントロール2回  F10    オール読み、カーソルの位置から文末まで全部読み上げる。
  ・コントロール2回  F8    詳細読み、句点や句読点、括弧なども読み上げる。

*音声のスピード調整
  ・コントロール2回  F7    繰り返すことで速さを変更できる。

*音声のボリューム調整
  ・コントロール2回  F11    コマンドを繰り返すことで音量が調節できる。

*削除  バックスペースキー  カーソルの前が削除される。
*削除  デリートキー        カーソルの後ろが消える。
*改行  エンターキー  (文章の途中で改行すると「分割  改行」と読み上げる)

*画面上部の操作項目の選択
  ・オルトキー  操作する項目が選択される。(例・ファイル、編集、検索、表示など)
  ・右矢印キー  次の項目が選択される。
  ・選択した項目の後に「メニュー」と読み上げたら、さらに項目がある。(プルダウンメニュー)
  ・下矢印キー  プルダウンメニューが表示される。
  ・エスケープキー  プルダウンメニューを消す。

*文章の編集(例文から単語を切り取り、貼り付ける)
  ・カーソルで編集する範囲を選択する。(シフト  +  矢印キー)
  ・オルトキー  右矢印キー  「編集」を選択する。
  ・下矢印キー  「編集」のプルダウンメニューを表示させる。
  ・下矢印キー    やりたい項目(切り取り、コピー、貼り付け等)を選択して、エンターキーで確定する。
  ・エンターキーで確定しても、音声では読み上げない。
  ・編集した文章を確認するにはカーソルを行頭に移動して、オール読みをする。
  ・文章の編集には画面上部のメニューから選択する方法とショートカットキーを使う方法がある。
      ショートカットキーは便利だが、忘れてしまうと操作ができない。
      オルトキーで画面上部の項目からやりたいことを選択する方法は、
      どこにあるか忘れても、項目を表示させながら、自分で探すことができる。

*タイムスケジュールで予定されていた「ファイルの保存」と「一日目の感想」は時間と天気の関係で中止となる。

【決定事項】:
  /

【課題】:
  /

【感想】:
  視覚講座は2年ぶり、2回目の参加になります。2年前の講座のときは受講生だったSさんが、
今回はサポーターとして活躍されている様子を目の当たりにして感激しました。
「助けて!から助け手へ」看板の文字とSさんの姿が重なって見えました。(小林)


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20060807