【区分 】: サポート
【活動日】: 2006年4月13日
【時間 】: 午後2時30分〜4時30分
【場所 】: 依頼者宅
【件名 】: 第20回 ログオン手順の変更とデーターの引っ越し(2) ほか
【報告者】: T野 稲川
【参加者】: 庄司 稲川
見学者:M田(ITSC推進員) T野(ITSCパソボラメンバー)
S木(NECのオペナビ・サポート担当)
介護ヘルパー:Y戸(鶴ヶ島・社協ボランティア)
【内容】:
[今回の目的]
1.ログオン手続きの変更(簡便化)
2.データーの引越し(マイドキュメントとメール)
3.オペナビの使い勝手の改善(NECS木さんにアドバイスを受ける)
[対応内容]
1.ユーザーアカウントが家族の分と2つ設定されており、ログオンが面倒
だったので、今後、当パソコンがOさん専用になることもあり、
ユーザーアカウント選択画面が表示されずに直接立ち上がるように設定した。
2.USBメモリーを利用して古いパソコンのデーターを移動しようとしたが、
古いパソコン(DynaBook Satellite 2060)のUSBコネクターが破損して
おりUSBメモリーが使用できなかったので、フロッピーディスクを使用した。
マイドキュメントのデーターの内、画像データー以外の移動が完了した。
残りは次回に行なう。
3.オペナビのスキャン速度が遅く、操作性が劣るとのことでその改善を試みた。
<対策>
(1)入力方法を以下のように変更してみた。
スキャン速度 1.5 → 1.0
入力確定時間 0.8 → 0.4
機能有効時間 1.5 → 1.0
「離したとき機能実行」 → 「押した回数で機能実行」
(2)S木さんがスイッチの試作品を持っていたので、
これによる「左手親指によるスイッチ押し」を試してみた。
(現状は「右手人差し指によるボタン押し」である)
以上を組み合わせた条件での操作性は、選択操作がスムースで、
試作品のスイッチの方が使いやすいとのOさんのコメントであった。
(Oさんはもともと左利きとのことであった)
注)試作品スイッチについて:
およそ6cm×8cm×1cm位のお菓子の入っていたプラスチックケースの側面にマイクロスイッチを付けたもの。
Oさんが使えそうとのことだったので、S木さんから譲って貰った。
今後、プラスチックケースの滑り止めなどの工夫が必要である。
試作品のスイッチの写真などはこちらのURLでご覧ください。
http://www.akotan.net/support2.html
4.その他
・メモ帳の文字を小さくして欲しいとの要望があり、フォントサイズを20ポイントから14ポイントに変更した。
・S木さん持参のビデオを観た(オペナビの使用状況紹介:速いスキャン速度、スイッチの色々な種類と操作方法など)
【決定事項】:
1.オペナビについては、今回試した設定条件等がOさんにとって具合よさそうなので、この条件を更に試してもらう。
2.ITSCからのサポートについて
M田ITSC推進員と稲川さんで相談した結果、 次回21回目から6回程度、ITSCからサポートに参画し、
「連携サポート」という形をとることになった(ITSC担当:T野)。
【課題】:
/
【感想】:
今回の設定条件等の変更でオペナビの使い勝手が大分改善されたように感じた。(T野)
NECのオペナビサポートのS木さんの協力やITSCからT野さんが参加することになり、サポートをたくさんの人で支えられる体制に少しづつなってきているのがひとつ前進したと感じました。(稲川)
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20060420