【区分  】: 視覚講座
【活動日】: 2008年1月16日
【時間  】: 10時から15時30分
【場所  】: デイケア鶴ヶ島「すまいるはうす」
【件名  】: 視覚講座 1月フォロー講座
【報告者】: 太田 広志
【参加者】: 12名
             岩渕、鎌田、宇佐美、福田(き)、内藤、秋山、荻野、長岡、杉田、太田、酒井、松岡

【内容】:
■課題1 ホームページを作り変えてもらったので読んでみたいが、最後に音声がでなくなる。

●結果 
全日本視覚障害者協議会 全視協のウェブサイト
http://www.normanet.ne.jp/~zensi/index.html

HPRでページを読み、最後の部分で仮想メモリがなくなっていた。
仮想メモリを増やしておいたほうがよいかもしれない。

■課題2 日付の読み上げがうまく読み上げなくなったので確認したい。

●結果 
なめらか読みの数字を位取りして読むのチェックをいれることで読み上げるようになった。

■課題3 Outlook ExpressでMLに送ると届いていないものがある。

●結果 
メーリングリストによっては、送信元には配信しない設定がある。
メールの仕組み上、メールが前後したりすることがある。

■課題5 Outlook Expressでメールの振り分けが正しくなくなった。

●結果 
振り分けのルールがあいまいだった。
AAAA: とAAAA-staff: があったため、「AAAAを含む」というルールでだと、両方を含んでしまっていた。
「AAAA:を含む」というように「:」(コロン)を追加した。
これで問題なく対応できることを確認した。

■課題6 Wordの添付ファイルを開くときに、Wordを事前に開いておかなくてよい

●結果
PC TalkerがはいっているとWordの添付ファイルを開く時には
Wordを起動しておかないといけない という制約があるもよう。

■課題7 MM Mail2にウィルスのメールが入って、再構築をしてくださいという指示がでる。

●結果 
ウィルスがきている形跡があった。そのため、NOD32がメールを削除している可能性がある。
再構築をしないとMM Mail2が正しく起動しないため、再構築をする必要がある。

■課題8 MM Mail2とOutlook Expressを1台で使っている。2つのメールが混ざらないようにしたい。

●結果
Outlook Expressのアカウントの中に、MM Mail2で使っているアカウントがOutlook Expressがあったので、
Outlook Expressから削除した。

■課題9 USBメモリにHDDにある写真を移動したい。容量が足りているかあらかじめ知る方法があるか?

●結果
容量が足りていなければ、コピー中にエラーがでるので、わかる。

事前にコピーするファイルの容量を知りたい場合は、
コピーするファイルを選択して、アプリケーションキーを押して、
プロパティを選択するとファイルの容量がわかるので、確認できる。

■課題9 勉強会のようなこともちょっとできないか?

●結果
どこがわからないか?ということをまとめてくるのでも、勉強になるのではないか?

■課題10 ウィルス対策をしていない、どうするか。遅くなるというのはどのようなことか?

●結果
・ウィルスバスターだと、立ち上がり、通常の動作が遅くなる
・NOD32はスピードは速く、なにも入っていない状態に近い

今回は、NOD32のお試しを1ヶ月試してみる。

■課題11 パソコンが括弧を入力できているか読み上げたい

●結果
PC Talkerのなめらか読みの設定で変えられる。Ctrl+Alt+U で切り替えができる。

■課題12 アドボイスの年賀状の住所がバランスよくならない

●結果 
住所が長いときには、文字が小さくなり全体が表示されるようになる。
住所を分割もしくは改行することで、バランスは戻る。

■課題13 PC Talkerの最新版で、MM Mailを読み上げない

●結果 
今回は実施せず。

■課題14 Vistaに挑戦している

●結果
塩井財団のパソコンに無線LANカードをさせば、デイケア鶴ヶ島でも利用できる。

■課題15 これまで使えた無線LANが接続できなくなった

●結果
設定でSSIDが複数あったため、ひとつを選択したら接続できた。
セキュリティで保護されていないところで接続する場合は、
セキュリティで保護されていないところでも接続できるように設定の変更が必要。

■課題16 プロバイダを登録しなおした。
久しぶりにパソコンに触れるので、最初からやりなおしたい

●結果
パソコンの操作の基本的なところを復習した

■課題17 ワードで一行読みですべてを読み上げない場合がある

●結果
テキストボックスなどがあると読み上げないことがあるので、注意をしておきたい。

■課題18 WordがはいっていないときにWordの添付ファイルを読みたい

●結果
1.ワードパッドでWordの読み上げができる
2.ワードビューアというのがあるのでそれを入れると読み上げる

【MLでの補足】: [sakado:13235] ワードファイルの読み上げ
  皆さん、三瓶です。

  xdoc2txtというのもあります。ワード、エクセル、一太郎、PDFなどをTXTに変換してくれます。
  [xdoc2txt] ダウンロードページはこちらです。
  http://www31.ocn.ne.jp/~h_ishida/xdoc2txt.html#download

■課題19 メールを送るときに読み上げない文字があるといわれる

●結果
まる1などの記号や、ローマ数字の1などは機種(MacやWindows)により、読めない可能性がある。

Windowsでは読めるが、Macでは読めないということになるので、
避けたほうがよいが、Windows同士であれば、大きな問題にはならない。

■課題20 振り返りをしたい

●結果
これまでにメーリングリストであがっている意見を元に、再度振り返った。

よかった点
・年に2回の開催は時期を今回のようにずらすのがよい。
  主催者側の負荷軽減、フォローをすぐにできる、参加しやすい。
・第3日曜日のフォロー講座が定着し、効果があがっている。
・外部からも新規の参加があった(広報の効果があった)
・送迎をはぐくみさんに協力していただけた。
・多少の手直しはあったものの内容が確立しているテキストで
 講座を行なったことで、前年の講師経験を生かした教え方となっていた。
・体験講座は視覚障害者にとって同じ障害の元で、唯一PCの体験ができる貴重な場だと思います。
  
改善したほうがよい点・検討したい点
・これまでに講座でやっている以外にも紹介できるものがあるのでは?
  News2speech、音楽CD、時刻表、ニュース記事など(デモでもよい)
・MM Mail携帯の移行(テキストの変更が必要)
・体験講座の対象者の見直し・発掘
  経験者も再度体験講座で体験してもらうのもよい。
・デイジーや点字のテキストの納期をもう少し余裕のある時期に前倒しする。
・インターネットの利用のところで、課題をあらかじめ決めておいたほうがよい。
・体験講座のあとに案内してフォローできるということができる。
  駅にでもアピールできるのではないか(市民活動のケースには張っている)
・直接的なアピールができる(口コミ)ができるような方法を考えたほうがよい。

・ブラウザの操作などがうまくできないので、そのところをやってみたい。
・パソコンでわからないときに、どのように調べるか を教えるほうがよい。

【決定事項】:
 なし

【課題】:
 特になし

【感想】:
きょうはたくさんの参加者がいた。とても楽しく勉強できたと思う。
ただ、もう少し振り返りの時間をとれたらよかった。

─────────────────────────────
20080127