【区分  】:イベント
【活動日】:08年5月24日(土曜)
【時間  】:16時〜19時
【場所  】:東京・セシオン杉並
【件名  】:フォーラム障害者とICT 2008 前夜祭
【報告者】:岩渕ま
【参加者】:岩渕キ、岩渕ま、太田、渡邊、梅垣(メール会員にして坂戸パソボラメーリングリストとホームページの大家さん)、他

【活動内容】:
・ギターとフルートによるミニコンサート。

・フォーラム障害者とICT 2008参加者による大交流会。
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/ict2008.html

・「じゃんけん大会」でキリカ選手が勝ち上がり、購入すると9,975円の『たっちゃんのコネク島』を
   坂戸パソボラの備品にできました。会費の元が取れました (笑)

『たっちゃんのコネク島』とは?(以下、ホームページより)

障害児も楽しめるコンテンツ・ねらいはコミュニケーション

『たっちゃんのコネク島』は、外部に対し自発的に働きかけ、「反応をくり返し楽しむ」発達段階から
「物を介して大人や友達との関係を広げていく」段階までのお子さんに対し、コミュニケーション意欲を促すことを目的としています。
お子さんひとりだけではなく、保護者・セラピストの皆様も一緒に遊んでください。
みなさんで楽しみを共有していただくことが『たっちゃんのコネク島』のねらいです。

http://www.rainbow-project.net/summary/

【決定事項】:
・なし

【課題】:
・次回に備え「じゃんけん」に強くなる (笑)

【感想】:
・翌日のフォーラムはもっぱら研修ですが、本日はもっぱら交流です。「パソボラ」という言葉が生まれる前から一緒に
  パソボラをしてきた人たち(その中から「パソボラ」が生まれました)と坂戸パソボラメンバーをつなぎたかったので、
  良い機会になったと思います。

以下、「[sakado:13502] 前夜祭参加者からの聞き書き」を、感想として再掲します。

本日の「フォーラム障害者とICT2008」前夜祭に参加して、全国障害者問題研究会の薗部さんと久しぶりに会ったひとりが
母親に伝言されたそうです。

阪神大震災当時にしていたボランティアでの伝言です。

パソボラ入門勉強会の中で、阪神大震災のとき被災地の情報が坂戸経由で全国に流され、始まったばかりのインターネットを
通じて広がったことを聞いたことがある人もいると思います。

パソボラの原点のひとつかなとも思いますので、皆さんにもお裾分けしたいと思います。

-----

いまだに向こうの人に会うと言われる。

あのときはありがとうとか、一緒に戦ってくれてありがとうとか。

向こうから来た情報を、打ってくれる人を探していて、
やれるよ!と申し出があったときは、すごいうれしかった。
まぁ、実は、奥さんに下請けに出してたんだけどね。

その日にファックスで送られてきたのを打って、メールで送って、
その当時はネット環境なんて無かったから、次の日にざら紙に刷って、
名簿で分かっている200とかの人たちに全部郵送した。

どこどこの支部長さんは、あそこでがんばっているとか、
あそこの所長さんは、あっちで活躍しているよとか、
そのニュースを読んで、ずいぶん励まされたという声が、
あとから聞こえてきたし、今でも、向こうに行くたびに聞こえる。

それが、自分の人間としての、今の活動の原点というか活力だし、
表の世界の中でも、ネットを通じてこういうことができたというのが、
今でも力になっている。

施設で紙おむつが足りないってニュースが流れたときに、
一晩で全国から8万だったか届いて、県境の施設の人が
責任をもってくれて、被災地の施設に届けてくれた。

次の日には、もう、こんなに届きました、ありがとうが、
ニュースに載せられた。

なんかもうすごく、すごかった。

そこにかかわってくれた人に対して、今でもすごい感謝している。

…そんなことを、今日の前夜祭で会った人が言ってた。

坂戸パソボラで語られている思い出は、みんなの思い出だったんね。