【区分  】:対外活動報告
【活動日】:2008年11月22日
【時間  】:13時から15時
【場所  】:マイクロソフト新宿本社会議室
【件名  】:障害者権利条約とICT政策検討会議
【報告者】:岩渕正樹
【参加者】:岩渕正樹、梅垣正宏(大家さん)、他20名。
【内容】:

・障害者権利条約の批准にむけて、政府と障害者団体の意見交換会も活発化しています。
  しかし、障害者とICT施策をめぐっては十分な検討がもてていません。
 「権利条約の批准にむけて一言いいたい!」含め、関係者によるちょっと濃い話しあいの場を持ちました。

・シンポジウム:障害者権利条約とICT政策の課題

・コーディネター:伊藤英一(長野大学社会福祉学部教授)

・シンポジスト:梅垣正宏(情報アクセシビリティ研究者)「情報アクセシビリティの国際動向と障害者権利条約の課題」、
  薗部英夫(日本障害者協議会情報通信委員長)「障害者権利条約の批准をめぐっての情勢と課題:政府と障害者団体との意見交換会を通してみえる日本の現状」、
  堀込真理子(東京都障害者ITサポートセンター事務局長)「障害者権利条約とICTに関連する国内法見直しの課題:機器とサポートシステムの実践的視点から」

【決定事項】:

・障害者権利条約 コミュニケーション、アクセシビリティ、情報へのアクセスをめぐっての意見書(案)
(検討会議で交わされた意見も加味してまとめられたものです)
 サイトはこちらです。

【課題】:

・法的関係で言うと、憲法−条約−国内法の関係にあり、憲法よりは下だが国内法よりは上位にあるのが条約です。

・条約とは、これこれを守ります、これこれを充たしますよという国際的な約束です。

・国際条約に加わるということは、条約が守るべきもの、充たすべきものとして示している条文に合うよう国内法を整備する義務が、
  条約締結国に生まれるということです。

・これからは、憲法に加えて障害者権利条約も改善を求める根拠のひとつとして掲げることができるということです。

・とはいえ、憲法もそうですが、障害者権利条約にしても、内容を知らないことには掲げようがありません。

・障害者権利条約の内容を学ぶこと。そして、知らせること。全てはそこから始まります。

【感想】:

・5月の「フォーラム障害者とICT 2008」で知り合ったマイクロソフト社のアクセシビリティ担当者さんに、
  「アクセシビリティガイドブック」Vista版100冊を送っていただいたお礼をあらためて言いました。
  (ご入用のかたには、例会やフォロー講座の会場でお渡しできます。XP版もあります。PDFファイルのダウンロードもできます)

・Vista版は、こちらのアドレスから。

・XP版は、こちらのアドレスから。

・そのついでに、日本のマイクロソフト社にアクセシビリティ担当者が何人いるかを、皆さんの前でこっそり聞いたところ (笑)、
 なんと、お二人! しかも、一人はもっぱらハードの担当で、ソフトについては
  今回の会議に参加した担当者さんお一人とのことでした。

・広い埼玉県の障害者ITサポートセンターを坂戸パソボラメール会員の増田さんがお一人で
  担っているのもビックリですが、それに匹敵するくらいビックリの業界秘話でした。

・OSが変わると(アクセシビリティに関しても)前はできたことができなくなったり、
  使い勝手が悪くなったりすることがありますが、お一人ではチェックに漏れがあるのも無理からぬところです。

・巨大企業であるマイクロソフト社にアクセシビリティ担当者が二人しかいないことの是非はともかくも、
  チェック漏れがあるのを前提に使い勝手を検証し、ユーザーの声を届けなければ…と思いました。

・障害者権利条約の批准にむけて、政府と障害者団体の意見交換会も活発化しています。
  しかし、障害者とICT施策をめぐっては十分な検討がもてていません。 
 「権利条約の批准にむけて一言いいたい!」含め、関係者によるちょっと濃い話しあいの場を持ちました。

・シンポジウム:障害者権利条約とICT政策の課題

・コーディネター:伊藤英一(長野大学社会福祉学部教授)

・シンポジスト:梅垣正宏(情報アクセシビリティ研究者)「情報アクセシビリティの国際動向と障害者権利条約の課題」
  薗部英夫(日本障害者協議会情報通信委員長)「障害者権利条約の批准をめぐっての情勢と課題:政府と障害者団体との意見交換会を通してみえる日本の現状」
  堀込真理子(東京都障害者ITサポートセンター事務局長)「障害者権利条約とICTに関連する国内法見直しの課題:機器とサポートシステムの実践的視点から」

【決定事項】:

・障害者権利条約 コミュニケーション、アクセシビリティ、情報へのアクセスをめぐっての意見書(案)
(検討会議で交わされた意見も加味してまとめられたものです)
  サイトはこちらです。

【課題】:

・法的関係で言うと、憲法−条約−国内法の関係にあり、憲法よりは下だが国内法よりは上位にあるのが条約です。

・条約とは、これこれを守ります、これこれを充たしますよという国際的な約束です。

・国際条約に加わるということは、条約が守るべきもの、充たすべきものとして示している条文に合うよう国内法を整備する義務が、
 条約締結国に生まれるということです。

・これからは、憲法に加えて障害者権利条約も改善を求める根拠のひとつとして掲げることができるということです。

・とはいえ、憲法もそうですが、障害者権利条約にしても、内容を知らないことには掲げようがありません。

・障害者権利条約の内容を学ぶこと。そして、知らせること。全てはそこから始まります。

【感想】:

・5月の「フォーラム障害者とICT 2008」で知り合ったマイクロソフト社のアクセシビリティ担当者さんに、
「アクセシビリティガイドブック」Vista版100冊を送っていただいたお礼をあらためて言いました
(ご入用のかたには、例会やフォロー講座の会場でお渡しできます。XP版もあります。PDFファイルのダウンロードもできます)

・Vista版は、こちらのアドレスから。

・XP版は、こちらのアドレスから。

・そのついでに、日本のマイクロソフト社にアクセシビリティ担当者が何人いるかを、皆さんの前でこっそり聞いたところ (笑)、
 なんと、お二人! しかも、一人はもっぱらハードの担当で、ソフトについては
  今回の会議に参加した担当者さんお一人とのことでした。

・広い埼玉県の障害者ITサポートセンターを坂戸パソボラメール会員の増田さんがお一人で担っているのもビックリですが、
  それに匹敵するくらいビックリの業界秘話でした。

・OSが変わると(アクセシビリティに関しても)前はできたことができなくなったり、使い勝手が悪くなったりすることがありますが、
  お一人ではチェックに漏れがあるのも無理からぬところです。

・巨大企業であるマイクロソフト社にアクセシビリティ担当者が二人しかいないことの是非はともかくも、
  チェック漏れがあるのを前提に使い勝手を検証し、ユーザーの声を届けなければ…と思いました。

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