【区分 】:対外活動
【活動日】:2009年11月08日
【時間 】:10時から16時
【場所 】:練馬区立中村橋福祉ケアセンター1階活動室
【件名 】:練馬区障害のある方へのIT支援者養成講座
【報告者】:岩渕
【参加者】:17名
岩渕、関和子さん(会員じゃないけどお馴染みさんなので)、他15人。
【内容】:
1.「さまざまなIT支援活動から、配慮の仕方を学ぶ」
・かがやき友の会(聴覚障害者パソコンの会)
http://kagatomo.main.jp/
・坂戸パソコンボランティア(岩渕)
2.ワークショップ「IT支援から広がる生活 より良い支援をするには」
・日本福祉大学健康科学部 准教授 渡辺崇史
【決定事項】:
・2月の「市民活動お見合いフェア」で、再会することを決定 (笑)
【課題】:
・かがやき友の会では、障害者にも社会性をもってもらうために、サポートを依頼すると3千円なんだって。
肢体障害者に比べれば比較的働く場がある聴覚障害者が対象の会とはいえ、パソコンで
困るたびに3千円だなんて、お金がない障害者だっているのにね。
・但し、だからといって障害者へのパソコンサポートが全て無償であらねばならないかというとそんなことは全くなく、
要は、誰が、いや、どこが負担するかだと思う。
パソコンに限らず、障害者に必要なサポートを、いつまでもボランティア頼みで放置している
ほうがどうかしている(日本の課題。国に限らず)
【感想】:
・「ワークショップ」の中での以下が、坂戸パソボラ肢体講座で参考にできそうだな…との感想を持った
(参考にできそうだと思ったところだけ披露します。ホントはもっと長いです (笑))
(1)より良いIT支援のための視点(サポートに求められるスキル)
・キーワード:想像力と観察力
(2)どういう視点で道具を選ぶか
・好奇心を絶やさない。
・様々な角度から見る。
・実際に手で触れる。
・作者の意図を想像する。
・他者に伝える。
(3)コミュニケーション
・信頼関係をつくる。
・想いを共有する。
ポイントは
・真のニーズをとらえるために、依頼者との信頼関係を作り出すこと。
・依頼者の想いを共有するためのコミュニケーション手段の獲得。
・対話しやすい環境づくりや場の提供。
(4)支援のカンどころ
・まずは容易な方法から
安い、手に入りやすい、誰にでも分かりやすい、市販品の活用。
「楽々コンセント」(エレコム)
・「テコ」の原理で大きな力を使わず、安全かつ簡単に抜くことが可能。
http://www2.elecom.co.jp/cable/pc-tap/T-LS2B/
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[管理用:cia091108] 2010331