【区分 】視覚講座
【活動日】20年7月18日(土曜日)
【時間 】10時〜16時
【場所 】就労施設「すまいるはうす」
【件名 】視覚講座7月体験講座1
【報告者】岩渕
【参加者】15人
石井、伊原、岩渕、宇佐美、川辺、キリカ、酒井H
三瓶、塩畑、杉田、長井、西久保、羽鳥、平瀬、堀井
【内容】
1.体験講座の進め方
・今回の体験講座の参加者は、全員全く初めての人ではありません。
多少なりともパソコンが使えている人だということを前提にして、
いっそう便利にパソコンを操作する方法の体験とします。
2.参加者の自己紹介(一人ひとりから)
3.パソコン操作の体験(岩渕)
・見えない人ならキーボードだけでの操作ですが、見えにくい人や
サポーターさんの中には、ついマウスを使ってしまう人がいます。
マウス自体は便利な道具ですので使って悪いわけではありませんが
サポートするのがマウスを使えないパソコンだった場合、そこから
先に進めません。マウスではなくキーボードだけで操作する方法、
キーボードショートカットで簡単に操作する方法を体験します。
・キーボード操作の基本
マウスを使っていた人がクリックしたかったら Enterです。
右クリックしたかったら、Applicationキー で操作できます。
・操作は全てマイスタートメニューから。Windowsキーで起動します。
起動すると、特に設定を変えていない限り、Internet Explorerと
読み上げます。
・マイスタートメニュー内は、↓キーや↑キーで移動します。
移動すると、アプリや設定の名前を読み上げます。
名前の最後にメニューと読み上げたところには、更なるメニューがあります。
更なるメニューには、→キーで移動できます。戻るのは、←キーです。
・メニューの中に入ってからの移動は、↓キーです。戻るのは、↑キーです。
・さて、ここで問題です。
世の中には、右や左と言われるだけで混乱してしまう人がいます。
上や下で迷うことは無いんですが、右や左と言われると、とたんに判らなくなる。
→キーを押してくださいとの指示に「右みぎ」と言いながら←キーを押す人がいます。
そんな人に「左ではなく右を押して」と何度も繰り返すのは、ある意味、無駄です。
その人は、右キーを押しているつもりなので、下手すると怒りだします(実話です)
では、右や左ではない、どういった指示をすれば良いと思いますか(考えましょう)
サポートの現場で、指示が伝わらない時どうするか、右や左から考えてみましょう。
・使って便利なショートカットキーの紹介
4.昼食&交流タイム
・各自お家でお好きなものを。会場参加の堀井さんは岩渕を独り占め (笑)
5.日本語入力の体験(岩渕)
文字入力を徹底的にキーボードで行ないます。見ないで入力すると言うことです。
・キーボードには、用途に応じたそれぞれのホームポジションがあります。
アルファベットのホームポジションは、左手がFDSA、右手がJKL;です。
矢印キーのホームポジションは、↓キーに中指です。
テンキー付きのパソコンのホームポジションは、5に中指です。
・ホームポジションを保つのは大切ですが、届かないキーには指を離して構いません。
指を離してキーを押したら、またホームポジションに指を戻しましょう。
・以下、アルファベットから始まって、あいうえおではなく、いうおえあでの練習。
6.受講生の感想(一人ひとりから)
・今日たくさん教えていただいたので、まず、キータッチの練習方法だけください。
午前中も知らないことがいっぱいありました。
・講師の人は大変だなとつくづく思いました。明日は早起きして参加します。
・文頭への移動や行頭への移動が、あらためてわかりました。
・ショートカットキーを再認識できました。
・今日は入力の細かい説明がいっぱいあったので参考になりました。
・Zoomでできることのメリットが色々あってありがたいんですが、
色々大変なこともありますね。明日も頑張ってください。
・パソコン操作のところ、参考になりました。
しょっちゅうやってないと忘れますが、また明日参加します。
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【決定事項】
・明日7月19日(日曜日)10時〜16時は、体験講座の2日目です。
【課題】
・会場に行ったら、講座の開催が忘れられており、施設の開所日となっていた。
こういったダブルブッキングは今回が初めてではなく前にも何度かあったが、
しばらく無事が続いていたとしても、安心しきっていちゃダメですね(教訓)
【感想】
・午後からは会場が伝えるのでパソコンを移動させたが、移動する際にZoomを
ミュートにしておらず騒音をまき散らしてしまったのも教訓となりました。
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[管理用:sek200718]