【区分 】視覚講座
【活動日】2020年12月19日(土曜日)
【時間 】13時30分から16時
【場所 】就労施設「すまいるはうす」
【件名 】視覚講座11月体験講座2
【報告者】岩渕
【参加者】19人
秋吉、伊原、岩渕、宇佐美、酒井H、塩畑、杉田、高野、西久保、羽鳥、平瀬、
井上(東京都)、鈴木(熊谷市)、萩原(熊谷市)、坂内(さいたま市)、福嶋(鶴ヶ島市)、
最上(寄居町)、山崎(所沢市)、mf1240
【内容】
1.坂戸パソボラの紹介(岩渕)
・身体に障害があることでパソコンが使いにくい人たちに、
パソコンのサポートをしているボランティアグループです。
サポートしながら、パソコン以外も楽しんでいます。
・サポートをしたい人、サポートを受けたい人、どちらの人も参加できます。
助けてほしいと参加した人が、いつか助ける人になってくれたら良いなと
「助けて!から助け手へ」を掲げています。
2.参加者の自己紹介(一人ひとりから)
3.体験講座の進め方とフォロー講座の紹介
・体験講座なので、今日中に覚えなきゃと頑張らなくても大丈夫です。
・面白そう!楽しそうだなと思えたら十分です。
・慣れたり覚えたりは、毎月第3日曜日10時から16時のフォロー講座でどうぞ。
4.前回の内容を簡単に(岩渕)
・画面が見えないとパソコンはどうだろうを高校生の皆さんが考え発表しました。
・パソコンで発見した新しい世界や親しんできた世界との再会が語られました。
・パソコンからの情報を、どのように得ているかを、音声読み上げソフトで体験。
・パソコンをどう操作しているのか、キーボードの操作を読み上げることで体験。
・パソコンも読み上げも、使う人それぞれの使い勝手に合わせられることを体験。
・読み上げソフトの購入に公的助成があるのを知らせるだけでもボランティアです。
・サポートでは、サポートの頼んだ人の思いの尊重を。サポーターは手伝う人です。
5.日本語入力の体験(岩渕)
・入力する時、それがどんな漢字を用いているのか読み上げます。
萩原さんの萩は、草冠に秋のハギ 原因のゲン ハラと
坂内さんの坂は、坂道のサカ 内外のナイ ウチと読み上げます。
・メールの中の漢字も、1文字1文字ずつたどることでどんな漢字か読み上げます。
6.インターネットの体験(岩渕)
・インターネットは、実は簡単です。10の操作でインターネットができます。
使うキーも、10だけです!を体験(読み上げ以外は、どのパソコンも同じ操作)
http://www.nareru.net/tour/index_t.htm
・見出し単位で移動できる便利な操作も体験。
・困らせてしまうホームページを、以下のサイトで実際に体験。
・坂戸社協の「視覚パソコン体験講座」
漢字の間にスペースを入れて調整していると?
時間を「10:00〜16:00」と記していると?
http://sakadoshakyou.jp/news-02/2019-1004-1046-1.html
・「鳩山町立図書館」
カレンダーが画像だけしかないと?
http://www.lib.hatoyama.saitama.jp/
・坂戸市立図書館の図書館カレンダー
背景が赤色の日は、休館日となります。背景が緑色 の日は、イベントがあります。
と読み上げますが?
https://ilisod001.apsel.jp/sakado/wopc/pc/pages/CalendarPage.jsp;jsessionid=A15760BD716FB31290A061DD6502F154?srv=
・筑波大学附属坂戸高校のホームページではどうでしょう!
・トップページ
http://www.sakado-s.tsukuba.ac.jp/
・部活動紹介「アンサンブル部」
http://www.sakado-s.tsukuba.ac.jp/seitokai/2020/12/%e9%83%a8%e6%b4%bb%e5%8b%95%e7%b4%b9%e4%bb%8bno-13%e3%80%8c%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%83%96%e3%83%ab%e9%83%a8%e3%80%8d/
見えているように読み上げていましたか?
7.参加者の感想(一人ひとりから)
・私も文章を作る時に空けてしまうので、次から気を付けて書きます。
・私たちには見えやすく見えても他の人には見ずらい!
ホームページは誰でも見やすく作るのが大事だと言うのがわかりました。
・筑坂のホームページで曜日だったり写真説明だったりのところが
伝わっていなかったのが興味深いと思いました。次からは気を付けて作ります。
・ホームページを作る時、視覚障害者の身になって作ることが大事なのだと思いました。
見る人によって違うというのが新たな発見でした。
・ホームページは、どんな人が見ても内容がちゃんと伝わるように作るのが
大事なのだということがわかりました。
文字と文字との間に空白を入れたり略したりすると困るのがわかりました。
・筑坂のホームページの管理もしています。Wordpressのブログ形式で管理してますが、
そういうのであっても工夫が必要なのだと言うのがわかりました。
・皆さん一生懸命理解して学んでくださったことが伝わりました。
・若い人も高校生もボランティアで参加していただいて勉強になったと思います。
これからもよろしくお願いします。
・本当に若い人たちが感想を聞かせていただいて、感心感動しました。
・操作の仕方が違っていたので勉強になりました。
若い皆さん、今日はお付き合いしていただいてありがとうございました。
・私は常々読み上げに関して非常にイライラしているんです。
「行って」と書いてあるのを「イッテ」と読んだり「オコナッテ」と読んだり
新聞を読んでいると毎回ぐちゃぐちゃなんです。
高校生の皆さんが、このへんをきちんと読むようなソフトを開発していただけると。
・前にも聞いたことがありますが、今日も教えていただいてありがとうございました。
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【決定事項】
・次回フォロー講座は、12月20日(日曜日)10時から16時。
【課題】
・今回の体験講座では、学校にPC-Talkerの体験版を送ってもらうことで読み上げを
体験できたが、次回の体験講座では体験版の使用期限が過ぎてしまっているので、
来年度からどうやって読み上げを体験できるようにするか、悩ましいところです。
【感想】
・土曜日の体験講座1が始まってから翌日に開催する体験講座2の延期を頼まれたり、
2日目の体験講座2が始まってから16時までを15時までで終わるよう頼まれたりと、
日程や時間でこれまで打ち合わせてきたこと、聞いてなかったの!ではありました。
・ただ人の話を聞いていないのは今回の先生に限ったことではなく、教師という人が
人の話を聞いていないことにかけては人一倍どころか人数倍だというのは、親兄弟
親戚一同教員一族の私の実感でありまして、その後に出会った教えることを生業と
している人たちもまた話すのは得意だけど人の話を聞いていない人たちがほとんど
だったことから、これってある種の職業病なんじゃなかろーかと、ますますもって
エビデンスのない妄想に駆られるのでありました…の私も教えたりしている人 (笑)
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[管理用:sek201219]