【区分 】視覚講座 【活動日】2021年7月17日(土曜日) 【時間 】10時〜16時 【場所 】就労施設「すまいるはうす」 【件名 】視覚講座7月体験講座1 【報告者】岩渕 【参加者】10人 岩渕、宇佐美、塩畑、杉田、高野、西久保、羽鳥、平瀬、堀井、伊原(メール会員) 【内容】 1 体験講座の進め方 ・体験講座ですので、これまでたっぷり参加してきた人たちには  つまり、坂戸パソボラに入ってけっこう経っている皆さまには  つまり、ほとんどベテランと言っても過言ではない皆さまには  ほとんど関係なさそうですが、ところがドッコイ。 ・ご自分が使う分にはほとんどベテランの域であっても、いざ、  誰かから、どうやって操作するのとサポートを求められたら、  さー、いかがですか? 教えるとまでは言わなくても、相手の  人が求めているキーボードでの操作を一緒に体験できますか? ・そんなわけで、コロナ禍にあっての今年の体験講座では、全く  初めてパソコンを体験する人向けではなく、使い方を教えると  なると気おくれしてしまう人向けに行ないます。 ・自分は自信があるという人は、それなら参加しなくてもなんて  仰らないで、ご自分の中に蓄積してあるノウハウをこの機会に  提供していただければと思います。 ・操作の仕方や教え方だけではなく、操作のコツもありますので  それだけでも参加して良かったになるかもしれませんね。 2 参加者の自己紹介(一人ひとりから) 3 パソコン操作の体験(岩渕) ・見えない人ならキーボードだけでの操作ですが、見えにくい人や  サポーターさんの中には、普通にマウスを使っている人がいます。 ・マウス自体は便利な道具ですので使って悪いわけではありませんが  サポートに行ったらマウスが無かったのでお手上げ!と言うのは、  よくある話。あるあるエピソードです。 ・マウスが見つかっても壊れているかもしれませんし、無線マウスは  電池が切れると使えません。  リスクマネジメントの観点からエラソーに言わせてもらえば (笑)、  マウスが必要ならマウスを持参しましょう。100均マウスで充分です。 ・とはいえ持参したマウスが突然壊れてしまうことだってあるわけで  そんな時の強い味方が、パソコンをキーボードで操作する方法です。 ・マウスよりキーボードショートカットのほうが、素早く操作できる  ことが想像以上にありますので、この機会に覚えると良いですね。 ・キーボード操作の基本  普段マウスを使っている人が、クリックしたかったら Enterです。  右クリックでのメニューで操作したかったら、Applicationキーを  押すと右クリックと同じメニューが表示されます。  Applicationキーのメニュー内の移動は、↑キーや↓キーです。 ・操作は全てマイスタートメニューから。Windowsキーで起動します。  起動すると、特に設定を変えていない限り、Internet Explorerと  読み上げます(Google Chrome に替えた人は置き換えましょう) ・マイスタートメニュー内は、↓キーや↑キーで移動します。  移動すると、アプリや設定の名前を読み上げます。  名前に続いてメニューと読み上げたら、更なるメニューがあります。  更なるメニューには、→キーで移動です。戻るのは、←キーです。 ・メニューに入っては、↓キーで移動です。戻るのは、↑キーです。 ・キーボードショートカット(ショートカットキー)は、超いっぱい  ありますので、今回は、主なものをピックアップして紹介します。 ・範囲を選択 Shift + + → ↓ ← ↑ ・コピーする Ctrl + C ・切り取る Ctrl + X ・貼り付ける Ctrl + V ・全て選択 Ctrl + A ・元に戻す Ctrl + Z ・戻すを戻す Ctrl + Y ・上書き保存 Ctrl + S ・行頭に Home(Homeキーのないノートでは Fn + ←) ・行末に End(Homeキーのないノートでは Fn + →) ・文頭に Ctrl + Home(のないノートでは Fn + ←) ・文末に Ctrl + End(のないノートでは Fn + →) ・項目やリンクの移動 Tab ・項目やリンクの逆移動 Shift + Tab ・設定の移動 Ctrl + Tab ・設定の逆移動 Ctrl + Shift + Tab ・デスクトップ Windows + D ・コンピュータ Windows + E ・名前の変更 F2 ・最新の情報に F5 ・メニューへ Alt ・画面の切替 Alt + Tab ・閉じる Alt + スペース の後に ↑を押し Enter ・素早く閉じる Alt + スペース の後に C ・最大化 Windows + ↑ ・最小化 Windows + ↓ ・無反応では Ctrl + Shift + Escape(タスクマネージャーでタスクの終了) ・シャットダウン(マイスタートメニューが動かなくなった時) Windows + X ↑キーを押すと シャットダウンまたはサインアウト と読み上げ ↓キーを押して シャットダウン と読み上げたら Enter ・サポートされやすい画面表示に  コンピューター(エクスプローラー)は、初期設定のままだとアイコン表示です。  [詳細]表示にすると、↓キーと↑キーで移動できるようになります。 ・フリーズした(動かなくなった!)と思ったら、泣く泣く強制終了する前に (^_^;)  画面(グラフィックスドライバ)のリセットを試してみましょう。 Ctrl + Shift + Windows + B ・困った時のナレーターを困る前に!(Windows標準なので、PC-Talkerがなくても) Ctrl + Windows + Enter (推奨設定については、今後の講座で紹介) 4 昼食&交流タイム ・各自お家で、お好きなものを食べましたよね! お好きな格好で (笑) 5 日本語入力の体験(岩渕) ・文字入力を徹底的にキーボードで(もちろん5本指で (笑))  文字入力を徹底的にキーボードで行ないます。見ないで入力すると言うことです。 ・キーボードには、用途に応じたそれぞれのホームポジションがあります。  アルファベットのホームポジションは、左手がFDSA、右手がJKL;です。  矢印キーのホームポジションは、↓キーに中指です。  テンキー付きのパソコンのホームポジションは、5に中指です。 ・ホームポジションを保つのは大切ですが、届かなければ指を離して構いません。  指を離してキーを押したら、またホームポジションに指を戻しましょう (^_^) ・以下、アルファベットから始まって、あいうえおではなく、いうおえあでの練習…  なんですが、この方法は何度も参加している皆さんにはとっくに耳タコですよね。  実際に、見ないで入力できているかは別にして (笑) ・なので、今回は、練習するなら、歌の歌詞!  たいがいの歌には、繰り返しがありますので、同じ入力を繰り返せます。中でも、  『ふるさと』といった文部省唱歌なら今も覚えているでしょうから、誰かに歌詞を  聞かなくても打てます。スローテンポの歌を選んで、ゆっくり打ちましょう (^_^) ・辞書登録、かなり便利!  何度も入力することが予想される言葉やフレーズは、辞書登録しておきましょう。  単語に限らず、メールの書き出しで用いる「○○です。お早うございます」でも、  住所でもメールアドレスでも、全角60文字の長さまでパソコンに登録できます。  辞書登録に際しては、読み上げるとおり律儀に登録しなくても、全く構いません。  入力の手間が省けるように[短縮読み]を選んだ上で登録をしておくと便利です。  ちなみに、ここで言う辞書登録は、あくまでも Windowsの入力辞書への登録です。  音声読み上げソフトが期待どおりに読んでくれない言葉については、音声読み上げ  辞書への登録が必要です(MySupport の中の ツールの最初 読み辞書の編集です) 6 参加者の感想(一人ひとりから) ・だいぶ自分の思い込みで勝手なことをやっていたような気がします。  もう一度、最初から覚え直してみたいと思います。  また、私のために長い時間、ありがとうございました。  ぜひスマホでZoomでやりたいです。 ・今日は色々と興味深いことがありました。報告を楽しみにしています。  スマホでもZoomに入れるようにする意味がわかりました。 ・ショートカットキーをだいぶ覚えたので、これを何とか使えるようにしたいです。  修復の方法も今後に備えるための参考になりました。 ・まだ駆け出しなものでまだまだですが、ショートカットの仕方とか  今までわかりませんでしたが、大変勉強になりました。 ・今日のテーマが魅力的なので参加して、色々と得られたものがありました。  今まで覚えていたつもりでも、忘れていることってありますね。  刺激していただいたので、思い出せました。ありがとうございました。 ・先日アップデートで引っかかって、修復の話を興味深く聞きました。  とにかくWindowsはコロコロ変わるのが常になっているので、  月々のアップデートにも時間がかかります。ダウンロードに20分、  アップデートに40分と時間がかかっています。7からのアップグレードなので  そのせいかもしれません。 ----- 【決定事項】 ・明日7月18日(日曜日)10時〜16時は、体験講座の2日目です。 【課題】 ・高野さんから腰が痛いので椅子での姿勢を良くしたいとの相談があったので、  最近発見して自宅パソコンにメモしておいた「椅子の背中当て」を紹介する。  ランバーサポート(椅子用背もたれ・人間工学・姿勢矯正・テレワーク向き) 【感想】 ・毎月のフォロー講座は第3日曜日なんですが、年に二度(7月と11月)の体験  講座だけは、前日の第3土曜日と第3日曜日の2日間にわたっての開催です。 ・ところが講座の会場である「すまいるはうす」から第3土曜日の午前中を月に  一度の開所日にしていた連絡がなかったことで、去年は会場に行ったらダブル  ブッキングが判明し、狭い小部屋にテーブルを入れ電源を入れと大変でした。  それでもコロナ禍とあって会場参加が二人だけだったので何とかなりました。 ・今年はあらかじめ重なっていることがわかっていたので、奥の小部屋ではなく  隣の書庫が臨時会場。しかも、コロナがますます悪化していたので、会場での  参加は一人だけとなり、実に広々と使えたわけですが、それでも問題がひとつ。 ・「書庫にクーラーが入らないので、大型冷風機ドンドン使っちゃって!」との  会場のスタッフさんからのありがたい励ましにドンドン使っちゃったところ、  あまりの強風に喋り声が吹き飛び結局は停めました(2時間暑かったー (笑)) ───────────────────────────── [管理用:sek210717]