坂戸パソボラ 助けて!から助け 手へ

坂戸パソボラは 視覚や肢体に障害をもっていることでパソコンの習得が困難なかたをサポートする パソコンボランティアグループです。

坂戸パソボラ25周年記念講演会

参加者の写真

「助けて!から助け手へ」の坂戸パソコンボランティアが1998年8月にスタートして25年、北坂戸駅前の坂戸市文化施設「オルモ」を会場に、「坂戸パソボラ25周年記念講演会」を開催しました。

医療的ケア児と家族を支援するNPO法人「みかんぐみ」代表理事の 村 一浩さんを講師に迎えた講演会はタイトルに「障害と地域と暮らしエトセトラ」、サブタイトルに「医療的ケア児支援の実際、災害時への備えは…」を掲げたもので、会員はもとより広報さかどで開催を知った市民、医療的ケア児の支援を取り上げてきた市議会議員と沿線の議員、坂戸社協および近隣の社協の職員の皆さんが参加しました。

講演では、医療的ケア児との出会い。ピアスタッフが寄り添うことの大切さ。学童クラブ受け入れで解決か?との視点。インクルーシブな社会の一員として、重い病気や障害のある子どもと家族に「大丈夫だよ」と言えるように…との思いが語られました。

杉並区職員として長らく福祉の現場に寄り添い、障害者の防災講座の開催にも携わっている村さんが、市民の目線でお話ししお答えする音楽と笑いにあふれた講演は、参加した皆さんのなかに、何かしらのヒントの種を残してくれたことと思います。

撮影 : 近藤